今回は、鬼滅の刃に登場上弦の弍・童磨の人間時代の名前や由来、鬼になった理由についての記事を書いていきます!
十二鬼月の中で、上から2番目の位にいる鬼が童磨です。
鬼をまとめる鬼舞辻無惨を入れたらトップ3に入る強さを持っていて、鬼殺隊や柱を相当苦しめている存在。
鬼の中では一番の曲者だと言われており、気丈な笑顔を浮かべ心優しい好青年のような見た目とは裏腹に、言動がとにかく冷酷で、同じ鬼たちからも異質な存在として出てくるのが童磨。
先日テレビで放送された遊郭編の最終回に登場した際も、若い女を食べながら鬼になるよう誘う様子が話題となったが皆さんは視聴されましたか?
奇妙な悪役で登場する童磨なのですが、鬼となる前はどのように過ごしていたか気になる方はいませんか?
人間時代の名前や、童磨という名前の由来、鬼になった理由をみていきたいと思います!
童磨の人間時代の名前は?

彼はかつてなんという名前だったんでしょうか?
それは現在のところ明らかでないですね。
ただ漫画はすでに完結してしまっているので、今後その名前を知ることはできないのだと思います。
以前から名前は童磨だったのでは?
と考察している人もいたりするんですが、漫画の中で彼以外の名前が出ているところを見れば、彼にもしっかりと名前があると私は思うのですが、皆さんはどうですか?
ただ後述しますが、彼は鬼となる前は神の声を聞くことができる子どもとして特別な扱いを親などから受けて育てられてきた経緯があったんです。
彼は虹色がかった瞳と白茶色の髪色で産まれてきました。
これは特別な赤ちゃんが産まれたと親や周囲が思うのも無理はないですよね。
そういった点から、そもそも名前がなかったのではないのか?と予想する人もいて、彼が鬼となる以前の名前に対して色々な予想がSNSでは飛び交っている状態です。
こうやってかつての名前を考察させるのも作者の狙いであるならば、完全に私たちは作者の掌の上で踊らされちゃってるということになっちゃいますね。
どちらにせよ、鬼となる前の名前が公表されていないことに対しては、思い出したい言葉が出てこない時のようにウズウズしませんか?
童磨という名前の由来は?

名前の由来について考察していきたいと思います!
名前に使用されている漢字だけで見てみると、「子供に磨きがかかっている」ということになりますね。
良い意味で考察すると、怖いもの知らずで何にでもチャレンジ精神が旺盛、悪い意味だと相手の気持ちを考える能力発達していなくてかなりわがままな厄介者になりそうですが、実際はどうなのでしょうか?
由来を考察するにあたってその性格がそのまま名前に表れていると言ってもいいので、その性格を少しだけ見ていきながら名前の由来を見ていきますね!
マンガを読んでいくと、彼には感情が皆無だと気づきます。
相手のことを考えたり思いやる気持ちが微塵もないんですよね。
動物みたいです。
無惨が上弦を集めた場面では、上弦の参・猗窩座に対して思っていることを無意識だとは思うが、まるで猗窩座をあおっているかのような口調で話してしまっていました。
相手がキレても仕方がない言動を無意識に淡々とやってしまうんですよね。
童磨の童の字には、最初に悪い意味として予想した、まだ相手の気持ちを考える能力が発達してない子供のようだといった意味が含まれているかもですね。
また、人間の世界では新興宗教・万世極楽教の教祖として君臨しています。
その宗派のモットーは穏やかな気持ちで楽しく生き、つらいこと苦しいことなんてしなくてよくて、する必要もないというもの。
その教えに賛同し、信じる人々を彼は食べて成長しています。
そのことを童磨は一つも悪いと感じておらず、むしろ人々を苦しみから解放できると本気で思っている点がとてもサイコパスな点であり、異常さに磨きがかかっているところ。
名前の由来は、そういった性格を見かねた無惨が、まるで子供に磨きがかかっているかのようだといった考えから命名されたのかもしれないですね。
こういった想像を掻き立てられるのも魅力の一つになっていると思うのですが、皆さんはいかがでしょうか!
童磨が鬼になった理由は?

鬼となった理由は作中では明らかにされていません。
ただ、人間であった時のことは作中で描かれています。
前述でも触れましたが、鬼になってからは無惨を神とした万世極楽教を唱え、そのトップとして人が生きる社会に潜伏していました。
その前の人間時代、極楽教という宗教の教祖夫婦の子供として産まれ育った経歴があります。
産まれた時の姿から、神の声を聞くことができる子として親などから特別扱いを受けてきた童磨。
ただ本人は一度もそんな声を聞いたことがなく、さらに極楽や地獄は人間の妄想に過ぎないと考える無神論者でした。
これは彼が神と繋がっていると本当に信じた男が彼の元へやってきたエピソードなんですが、その男は貧しい暮らしをしていました。
その男は自分の身の上話を幼い彼に向かって一生懸命伝えているのですが、その男の話をあくびが出る話だと表現していました。
そしてその男が、死んだら極楽浄土へ導いてほしいと懇願した時は、それを見て涙しながら、「極楽浄土なんてものは人間が作り上げたおとぎ話だよ」いうことを心の中で思っていたそう。
ただこういった経験から、神に縋るしかない愚かな人を救い幸せにするのが自分の使命である、という考えを持ち始め過ごしていくようになっていく。
そんなある日、母親が父親の度重なる浮気に怒り狂い、滅多刺しにして殺してしまったんです。
恐ろしい!
同時に母親も自殺し、一人ぼっち。
それから月日が経ち、20歳になったある日に無惨と出会い鬼となりました。
無感情だった彼が、なぜ無惨には心惹かれたのか?
真相はわかりませんが、鬼となった後も愚かな人を救うといった使命は変わずにいるのは確かです。
辛い思いをしている人々を喰らい自分の体の一部とすることが、その人々にとっての幸せにつながるんだと考えるようになったのではないかと推測している人もいます。
確かにその考えだとある意味、彼の使命の答えとなっている考えのようにも思います。
まとめ

上弦の弍・童磨の人間時代の名前や由来、鬼になった理由について考察してきたがどう感時ましたか?
全てがわかっていないため、かなり謎が多い童磨ではありますが、作中で出てくる人間時代のエピソードやその後の言動などを注目して見てみると、童磨という名前に込められた意味や名付けられた由来がなんとなく垣間見えてきますよね。
鬼になった理由に関しては明らかではないですが、これまで強さを求めて鬼になっていく者が多かった中、唯一鬼となる前に自分に課した使命を鬼になっても形は違えど全うしようとした点から、強さを求めてなった訳ではないような気がします。
親が目の前で残酷な姿になっているのを見て、部屋が汚れているから綺麗にしないといけないとしか思えない無感情であった童磨を、無惨がどのようにして仲間になるよう誘ったのか、個人的には非常に気になります。
もし、あの時に出会ったのが無惨ではなく、柱だったとしたら彼はどのような人生を過ごせていたんですかね。
それを思うと、愚かな人々を食べ自分の体の一部にすることでその者たちが幸せになるという考えではなく、また違った良い形で辛いと感じている人々を救うことができていたのではないかと思います。